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こんにちは、Kaiです。
「eBay輸出でカメラを売るなら、どのブランドがいちばん儲かるんですか?」
これも、よく聞かれる質問です。イメージや人気ではなく、実際の利益データで答えます。
この記事では、ぼくが2年間で売った1,135件・売上1.78億円の実取引を、カメラブランド別に分解して、「平均いくらで売れて」「利益率が何%だったか」を全部公開します。率だけで選ぶと、かえって損をする理由も、データで説明します。
💡 この記事でわかること
- 主要10ブランドの平均売価&利益率(2年・実数)
- 利益率トップの意外なブランド
- Leicaが「利益率13%」でも主力であり続ける理由
- 「率」で選ぶと損する仕組み(額×回転×時間単価)
- 仕入れで失敗しないための見極め方
タロウ
やっぱりHasselbladとかLeicaみたいな高級ブランドが、いちばん儲かるんですよね?
Kai
それが…必ずしもそうじゃないんだ。「高く売れる」と「利益率が高い」は別の話。実データを見るとよくわかるよ。
結論:カメラブランド別 利益率ランキング(2年1,135件)
まず、ぼくの2年間の実取引をブランド別にまとめた表がこれです。
| ブランド | 販売件数 | 平均売価 | 利益率 |
|---|---|---|---|
| Bronica | 16件 | $444 | 26.8% |
| Olympus | 18件 | $446 | 22.8% |
| Hasselblad | 188件 | $1,429 | 21.9% |
| Mamiya | 136件 | $1,036 | 21.7% |
| Canon | 93件 | $608 | 21.1% |
| Nikon | 183件 | $657 | 20.6% |
| Fujifilm | 61件 | $1,294 | 18.0% |
| Contax | 97件 | $1,454 | 17.2% |
| Pentax | 92件 | $656 | 17.0% |
| Leica | 151件 | $1,399 | 13.2% |
※2024年8月〜2026年6月の実取引(カメラ本体ベース)。平均売価はUSドル建ての落札価格。
① 利益率トップは「Bronica」「Olympus」。でも件数は少ない
利益率だけで見ると、トップはBronica(26.8%)とOlympus(22.8%)です。意外に思う人も多いはず。
理由はシンプルで、安く仕入れられて、コアなファンが一定数いるから。単価は$400台と控えめですが、仕入れ値も安いので率は高く出ます。
ただし注意したいのが「件数の少なさ」。2年でBronicaは16件、Olympusは18件。率はいいけれど、数が出ないので「柱」にはしづらい。ニッチを攻める時の選択肢、という位置づけです。
② 主力は Hasselblad・Mamiya・Nikon。率20%×件数×額の三拍子
ぼくの店の売上を実際に支えているのは、この層です。
- Hasselblad:188件・平均$1,429・利益率21.9% → 中判の王様。件数も単価も率も高い
- Mamiya:136件・平均$1,036・利益率21.7% → 中判の主力。安定して稼げる
- Nikon:183件・平均$657・利益率20.6% → 35mmの定番。回転が速い
「利益率20%超 × 件数が多い × 1台あたりの額も大きい」——この三拍子がそろうから、柱になる。利益率だけ、単価だけでは決まりません。
③ Leicaの「謎」:利益率13.2%なのに、なぜ手放さないのか
表をよく見ると、Leicaの利益率は13.2%。10ブランド中いちばん低い。平均単価は$1,399と高いのに、です。
「じゃあLeicaは扱わない方がいい?」——ぼくの答えはNOです。むしろ店の主力。理由は3つあります。
Leicaを切らない3つの理由
① 1台の利益”額”が大きい(率13%でも$1,400の13%は十分大きい)
② 回転が速い(世界中に指名買いがいて、すぐ売れる)
③ 店の露出を底上げする(高額の定番が売れると検索順位=Best Matchが上がる)
ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。利益”率”だけで切り捨てると、いちばんおいしい「額」と「回転」を逃す。
$1,400を1台売る手間と、$400を1台売る手間は、ほとんど変わりません。だったら、率が多少低くても高く売れる物を回したほうが、1時間あたりの稼ぎ(時間単価)は上がる。この考え方は、別記事で詳しくまとめています。
→ eBay輸出は「利益率」で選ぶと稼げない|利益額×時間単価の考え方
売価帯で見ると「安いほど率は高い」。でも…
ブランドではなく「売価帯」で利益率を切り直すと、もっとハッキリします。
| 売価帯 | 利益率 |
|---|---|
| $0〜100 | 48.6% |
| $100〜300 | 24.8% |
| $300〜500 | 18.3% |
| $500〜1,000 | 19.1% |
| $1,000〜2,000 | 18.6% |
| $2,000〜5,000 | 18.2% |
確かに、安い物ほど利益”率”は高い($100以下は48.6%)。でも、$80の48%は約$38。$2,000の18%は$360。「率」と「手に入る額」は、まったく別物です。
だからぼくは、率の高い小物で評価と回転を作りつつ、額の取れる中判・高単価機を柱にする——というバランスで組んでいます。
タロウ
なるほど…「率が高い=儲かる」だと思い込んでました。
Kai
率・額・回転・露出。この4つで見ると、ブランド選びの解像度が一気に上がるよ。
結論:仕入れは「売れる × 残る利益」を相場で見極める
ここまでの話を、仕入れの場面に落とすとこうです。
- 狙うブランド・機種の相場(いくらで売れているか)を調べる
- そこから手数料・送料・原価を引いて「残る利益」を出す
- 率だけでなく「額 × 回転」も見て仕入れを決める
ぼくは国内の落札相場をオークファンで調べて、eBayのSold(落札済み)と突き合わせています。仕入れる前に「残る利益」が見えれば、赤字仕入れはほぼ防げます。
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出品前に「残る利益」を読むなら
国内の落札相場をオークファンで調べ、eBay Soldと突き合わせれば、手数料を引いた“残る利益”が仕入れ前に見える。赤字仕入れを防ぐ第一歩。
まとめ:ブランドは「率・額・回転・露出」で選ぶ
✅ この記事のまとめ
- 利益率トップはBronica26.8%・Olympus22.8%(ただし件数少)
- 柱はHasselblad・Mamiya・Nikon(率20%×件数×額)
- Leicaは率13%でも主力(額・回転・露出で効く)
- 安い物ほど率は高いが、手に入る額は高単価が大きい
- 選ぶ軸は「率」だけでなく率・額・回転・露出
「どのブランドが儲かる?」の答えは、率だけ見ても出ません。 額・回転・露出まで含めて、自分のスタイルに合う柱を見つけてください。
この記事の数字の出どころ=ぼくの実際のeBayストアです。
(評価99.6%/販売実績2,600件超)
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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