前回の中判カメラ売れ筋ランキングで堂々の3位だったPentax 67。今回はこの1機種を、ぼくの実販売データと実体験で深掘りします。ぼくの実績は12台 / 利益率22.7% / 平均売価$766。単価は抑えめでも安定して数が出る回転型の鉄板で、Mamiya 645と並ぶ「初級〜中級者がまず主力化したい中判」です。
Pentax 67ってどんなカメラ?(通称バケペン)
Pentax 67は6×7判の中判一眼レフ。見た目が35mm一眼レフをそのまま巨大化したような形で、通称「バケペン(お化けペンタックス)」と呼ばれて愛されています。
💡 主な系統(公知の型番)
- Asahi Pentax 6×7(初期型)/6×7 MLU(ミラーアップ機構付き)
- Pentax 67(後継)
- Pentax 67II(最終型・AEプリズム+グリップで使いやすさUP)
タロウ
なんでそんなに人気なんですか?
Kai
一眼レフ感覚で中判が撮れる手軽さと、後で話す“あるレンズ”が決定打です。だから海外のポートレート層に刺さって、安定して売れます。
実データ公開:なぜ3位なのか

| 機種 | 年間販売数 | 利益率 | 平均売価 |
|---|---|---|---|
| Pentax 67 | 12台 | 22.7% | $766 |
単価は中判の中では手頃ですが、ポートレート層に刺さって数が安定して出るのが強み。645と同じく「回転で稼ぐ」タイプです。
海外で売れる3つの理由

伝説の標準レンズ 105mm F2.4
中判ならではの浅い被写界深度=とろけるボケ。この描写に惚れたポートレート愛好家が世界中にいます。
一眼レフ感覚で扱える
35mm一眼の延長で使えるので、6×7中判入門のハードルが低い。初めての中判に選ばれます。
頑丈で“撮れる個体”が多い
機械系がシンプルで信頼性が高い。届いてすぐ撮れる安心感が、海外バイヤーに支持されています。
仕入れ・検品のポイント(現場目線)

ぼくの基本スタンスは「避ける機種はない。基本動作確認済みを仕入れれば戦える」。バケペンで見る項目はこちら。
✅ Pentax 67の検品チェックリスト
- ミラー機構の動作(ミラーアップ/バランサー)
- 電子制御シャッターの精度(電池を入れて全速チェック)
- モルト・ミラーモルトの劣化(遮光材のボロボロは要清掃)
- TTLプリズムの状態(露出計の作動・曇り)
電子系の不良は“即ジャンク”ではありません。動作確認済みを基準に仕入れればOKです。
📊 仕入れ前に「相場」を必ずチェック
バケペンは状態・レンズ構成(特に105mm F2.4の有無)で落札相場が大きく変わります。ぼくは仕入れ前に必ず過去の落札履歴で相場を確認します。国内外の相場を一気に見られるオークファンは中判仕入れの必須ツールです。
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レンズの知識(高く売る組み方)

花形はSMC Takumar / SMC Pentax 67 の 105mm F2.4。これが付くと一気に価格が跳ねます。ほかに 75mm・90mm・165mm・200mm など広角〜望遠が揃います。
ボディ単体より105mm付き or レンズセットにすると着地価格が上がります。複数レンズがあれば分売も検討を。
出品で利益を最大化するコツ
- コンディションは業界標準ランクで正確に(UNUSED / TOP MINT / MINT / NEAR MINT / EXCELLENT+++++ …)
- 写真は最低8枚+シリアル。ミラー・モルト・各動作を明記
- 「From Japanの検品済み中古」は信頼が高い=誠実な状態説明がそのまま価格になる
まとめ:バケペンは「回転×ポートレート需要」で稼ぐ
Pentax 67をひと言でまとめると——「一眼レフ感覚で扱えて、ポートレート需要で安定して売れる中判」。645と並ぶ、最初に主力化したい1台です。まず数をこなして目利きを鍛えれば、次は高単価機種にステップアップできます。
仕入れの第一歩は「相場を知ること」
バケペンを安く仕入れて高く売るなら、まずオークファンで過去の落札相場をチェック。相場観があるだけで、仕入れの失敗が激減します。
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📝 次回予告
次は高単価の王道 Hasselblad 500CM(ランキング4位)を深掘りします。「いつかはハッセル」需要をどう取るか、仕入れと検品のリアルを解説予定です。


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