「eBay輸出で何を売れば稼げるのか」——この問いの答えを、ぼくの過去1年間の実販売データで正直にお見せします。相場サイトの受け売りではなく、ぼくのストアで現実に動いた数字です。
- なぜ中判カメラはeBayで”鉄板”なのか
- このランキングの「データの読み方」
- 🏆 本当に売れる中判カメラ8選(実データ)
- 🥇1位 Mamiya 645(6×4.5)— 20台 / 利益率25.5% / 平均5
- 🥈2位 Mamiya 7(6×7)— 12台 / 利益率25.3% / 平均,668
- 🥉3位 Pentax 67(6×7)— 12台 / 利益率22.7% / 平均6
- 4位 Hasselblad 500CM(6×6)— 10台 / 利益率21.8% / 平均,489
- 5位 Hasselblad 503CX(6×6)— 8台 / 利益率13.8% / 平均,686
- 6位 Fuji GW690(6×9)— 7台 / 利益率9.4% / 平均9
- 7位 Fuji GX680(6×8)— 6台 / 利益率35.5% / 平均5
- 8位 Mamiya 6(6×6)— 5台 / 利益率19.8% / 平均,719
- 売れ筋に共通する「3つの条件」
- 初心者が手を出すと火傷するポイント
- 仕入れ〜出品で利益を最大化するコツ
- まとめ:販売個数を追え、利益率は後からついてくる
なぜ中判カメラはeBayで”鉄板”なのか
eBay輸出で「何を売るか」は、稼げるかどうかの9割を決めます。ぼくは中判フィルムカメラを主力にして、月利200万円前後を安定して出しています。
理由はシンプルで、中判カメラは海外に根強いファンがいて、しかも1台の単価が高いから。35mmのフィルムカメラも売れますが、単価は数百ドル止まりが多い。中判は1台 $700〜$2,700 クラスがゴロゴロあります。
同じ「1台を売る労力」なら、単価の高い中判のほうが圧倒的に効率がいいわけです。
タロウ
中判ってあのデカいやつですよね。正直、ぼくみたいな副業初心者でも売れるんですか?
Kai
正直に言うと、中判は初心者向けじゃないです。仕入れが数万〜数十万円、1台ハズすと痛い。だからこの記事は「月利10万から100万を目指す中級者」向けに書いてます。初心者はまず低単価の練習機種で目利きを覚えてからでいい。
🎯 この記事の前提
中判カメラは高単価・目利き必須の中級者向けジャンルです。いきなり高い中判を掴んでジャンクで終わる人を出さないために、最初に正直に宣言しておきます。
このランキングの「データの読み方」

今回のランキングは、ぼくが過去1年で実際に売った中判カメラを、販売数の多い順に並べています。見るべき軸は3つです。
💡 3つの軸
- 販売数:その機種がどれだけ安定して売れるか。多いほど在庫を回しやすい
- 利益率:売上に対してどれだけ手元に残るか。高いほど効率がいい
- 平均売価:1台あたりのスケール感。高いほど少ない台数で稼げる
なお、累計の利益額や1台あたりの利益額は事業の内部数字になるので、この記事では出しません。機種ごとの販売数・利益率・平均売価までを公開します。それでも仕入れ判断の材料としては十分すぎるはずです。
🏆 本当に売れる中判カメラ8選(実データ)

| 順位 | 機種 | 年間販売数 | 利益率 | 平均売価 |
|---|---|---|---|---|
| 🥇1 | Mamiya 645 | 20台 | 25.5% | $795 |
| 🥈2 | Mamiya 7 | 12台 | 25.3% | $2,668 |
| 🥉3 | Pentax 67 | 12台 | 22.7% | $766 |
| 4 | Hasselblad 500CM | 10台 | 21.8% | $2,489 |
| 5 | Hasselblad 503CX | 8台 | 13.8% | $2,686 |
| 6 | Fuji GW690 | 7台 | 9.4% | $879 |
| 7 | Fuji GX680 | 6台 | 35.5% | $715 |
| 8 | Mamiya 6 | 5台 | 19.8% | $1,719 |
🥇1位 Mamiya 645(6×4.5)— 20台 / 利益率25.5% / 平均5
中判入門の王道。6×4.5判で中判の中では軽くて扱いやすく、世界中に「最初の中判」需要があります。レンズも豊富で価格も手頃。販売数・利益率の両方が高い、回転とのバランスが最強の機種です。
🔍 目利き注意:プリズムファインダーの曇り、フィルムインサートの欠品。電子制御のSuper/Pro系はミラー駆動・露出計まわりの不良を必ずチェック。
🥈2位 Mamiya 7(6×7)— 12台 / 利益率25.3% / 平均,668
高単価×高利益率のスター機種。6×7のレンジファインダーで、レンズの解像力は中判でも伝説級。軽いので風景・旅行で海外のプロや愛好家に絶大な人気。単価$2,600超でこの利益率は破格です。
🔍 目利き注意:レンズシャッターの精度、距離計の二重像ズレ、露出計の作動。レンズ別で価格が大きく変わるので構成を見極める。
🥉3位 Pentax 67(6×7)— 12台 / 利益率22.7% / 平均6
通称「バケペン」。一眼レフ感覚で使える6×7で、頑丈・レンズ豊富・価格手頃。海外のポートレート層に根強い人気で、安定して数が出ます。単価は抑えめでも回転で稼げる機種。
🔍 目利き注意:ミラーアップ機構、電子シャッターの精度(電池・基板)、TTLファインダーの状態。初期型はミラーバランサーの有無も確認。
4位 Hasselblad 500CM(6×6)— 10台 / 利益率21.8% / 平均,489
完全機械式・中判の王様。電池なしで動き、モジュール構造で長く使える。ツァイスレンズ+ブランド信仰で、世界中に「いつかはハッセル」需要があります。高単価なのに安定して動く優等生。
🔍 目利き注意:レンズシャッター(コンパー)の粘り、フィルムバックの遮光とカウンター、フォーカシングスクリーン。ボディとバックのシリアル整合も見る。
5位 Hasselblad 503CX(6×6)— 8台 / 利益率13.8% / 平均,686
500CMの後継で、TTLフラッシュ対応・明るいアキュートマットスクリーン。人気は高いですが、仕入れ相場が締まっていて利益率は控えめ。「人気=儲かる」ではない典型例です。
🔍 目利き注意:T*レンズのコーティング状態、グリスの劣化。本体人気が高いぶん相場も高いので、安く仕入れられた時だけ攻める。
6位 Fuji GW690(6×9)— 7台 / 利益率9.4% / 平均9
通称「テキサスライカ」。6×9の大きなネガとシンプルな機械式で、写りに惚れる風景ファンが多い。ただ相場が締まっていて利益率は低め。回転重視で薄く取る機種です。
🔍 目利き注意:シャッター回数(カウンター)と固定レンズの前玉カビ・クモリ。レンズ交換できないぶんレンズの状態が命。
7位 Fuji GX680(6×8)— 6台 / 利益率35.5% / 平均5
スタジオ向けのアオリ(ティルト/シフト)ができる電子制御6×8。重くてニッチですが、相場が読みにくいぶん安く仕入れられて、利益率はランキング最高の35.5%。穴場です。
🔍 目利き注意:電子系・バッテリーグリップの作動、ベローズの破れ、レンズの電子接点。重量があるので送料計算を忘れずに。
8位 Mamiya 6(6×6)— 5台 / 利益率19.8% / 平均,719
折りたたみ(沈胴)式の6×6レンジファインダー。軽量コンパクトでレンズもシャープ。「持ち歩ける中判」として根強い人気があります。
🔍 目利き注意:沈胴機構の動作、距離計、レンズシャッター、露出計。コンパクト機ゆえ各部の精度がそのまま価格に響く。
売れ筋に共通する「3つの条件」

8機種を並べて見えてくる、海外で売れる中判の共通点はこの3つです。
完全機械式 or 信頼性の高い構造
電池がなくても動く、壊れにくい。買い手は「届いてすぐ撮れる安心感」を求めています。
レンズ・モジュールという”資産”がある
システムで揃えられる機種は「本体を買ったら次はレンズ」と買い増しが起きる=市場が厚い。
ブランド/フォーマット信仰
「いつかは中判で作品を撮りたい」という憧れ需要。フィルムリバイバルで若い層にも広がっています。
Kai
この3つを満たさない機種は、安く仕入れても動きが鈍い。リサーチの時はこの軸で見ると外しにくいです。
初心者が手を出すと火傷するポイント

中判は美味しいけど、リスクもはっきり言っておきます。
⚠️ 中判の2大リスク
- 仕入れが数万〜数十万円。1台の失敗が利益を大きく削る
- 故障の見極めが必須。シャッターの粘り、モルト(遮光材)の劣化、電子機の基板不良。ジャンクを掴むと一発で赤字
✅ ぼくの考え方:商売はグロスで見る
ぼくは「1台も失敗しない」を目指していません。100台仕入れて2〜3台ハズすのは織り込み済みで、トータルで勝てばいい。この感覚がないと中判は怖くて手が出せません。
だから初心者は、まず数千円〜2万円の練習機種で「目利き」と「出品」を一通り経験してから中判に上がるのが正解。いきなり高い中判から入るのは、ぼくはおすすめしません。
仕入れ〜出品で利益を最大化するコツ
同じ機種でも、出品の仕方で売価は数百ドル変わります。ぼくが必ずやっていることを3つ。
コンディションを6段階で正確に表記する
unused/Almost Unused/Top MINT/MINT/Near MINT/Exc。海外バイヤーはこの表記を信頼の物差しにしています。
付属品を揃える
ファインダー・フィルムバック・フード・キャップ・ストラップ。フルセットは価格が跳ねます。欠品はマイナス査定。
レンズ構成を考える
ボディ単体か、レンズキットか。複数レンズがあるなら分売も検討。一番高く着地する組み方を選びます。
📷 メモ
写真は最低8枚+シリアル。「From Japan」の検品済み中古は世界的に信頼が高いので、誠実な状態説明がそのまま価格になります。
まとめ:販売個数を追え、利益率は後からついてくる

今日のランキングをひと言でまとめると——
「中判は高単価で美味しい。でも中級者向け。グロスで見て、目利きで勝つジャンル」です。
そして最後に、ぼくが一番伝えたいこと。最初から利益率を追いすぎないでください。まずは販売個数を追う。利益率は経験と目利きが上がれば後からついてきます。ぼく自身、副業初月は利益率15%台でした。今の数字は、回数を重ねた結果です。
タロウ
まず数をこなして、目を鍛えるってことですね。やってみます!
Kai
そう。中判は1台の重みが大きいぶん、1台ごとの学びも大きい。データを見ながら、自分の”鉄板機種”を作っていってください。
📝 次回予告
このランキングNo.1の Mamiya 645 を単体で深掘りします。「なぜそれが一番売れるのか」を、仕入れから出品まで実例で解説する予定です。

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